インフルエンザの検査について
インフルエンザの検査について
2011年3月
東京都保健医療局では、新型インフルエンザ・鳥インフルエンザ等の発生を早期に発見し、ウイルスの封じ込め対策を的確に行うことを目的に、緊急検査システム「東京感染症アラート検査」による対応を行っています。この検査は、医療機関の協力のもと、保健所から健康安全研究センターに依頼して行う行政検査であり、一般の方から直接の検査依頼はお受けしておりません。
その他学校や病院など、集団感染が疑われる場合の検査や、感染症発生動向調査の一環として、都内の定点医療機関から提供された検体についても検査を実施しています。
インフルエンザ検査(リアルタイムPCR法)について
検査は以下のような流れで行っています
①安全キャビネット内で咽頭ぬぐい液中のウイルスを不活化し、遺伝子を抽出する。 | ②抽出した遺伝子をリアルタイムPCR用の96穴プレートに入れる |
③リアルタイムPCR機器にかける。 特定の遺伝子を温度の上下と試薬で増幅する。インフルエンザの遺伝子の有無をグラフで判定する。 |
④結果 |