東京都健康安全研究センター
腸管出血性大腸菌感染症の流行状況(東京都 2012年)

 更新日:2013年1月24日

1. 患者報告数の推移

最新の届出患者数は こちら (WEB版感染症 発生動向)をご覧下さい。
腸管出血性大腸菌感染症患者報告数推移グラフ(2008-12年)

(注)2008年は8月以降、2012年は10月以降に保育園における集団発生が複数報告されました。

  ※エクセル形式での 腸管出血性大腸菌感染 症患者報告数のダウンロードはこちら

 

2. 病型別・年齢階級別報告数

年齢別に見ると、20歳代の報告が多くなっています。

また、全体の27%が無症状病原体保有者でした。

病型別割合グラフ 腸管出血性大腸菌感染症患者年齢別グラフ

 

3. 推定感染地域・推定感染経路

推定感染経路は、経口が最も多く報告されました。

経口感染の内訳は、肉類の摂取が原因と推定される事例が全体の30%以上ありましたが、約半数は不明です。

腸管出血性大腸菌感染症患者推定感染経路グラフ 腸管出血性大腸菌感染症患者推定原因食品グラフ

 

4. O血清群とベロ毒素型

報告のあった届出のうち全体の約70%がO157でした。

腸管出血性大腸菌感染症O血清群割合グラフ 腸管出血性大腸菌感染症ベロ毒素型割合グラフ

腸管出血性大腸菌感染症O血清群・ベロ毒素型グラフ

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