麻しんの流行状況(東京都 2010年)
麻しんの発生状況(東京都 2010年)
麻しん患者報告数の推移(保健所受理数)
週別対応表はこちら
2010年は時期による患者集積は認めませんでした。 |
麻しん患者報告数の推移(東京都 2010年) |
保健所別患者数
麻しん患者を診断した医師は最寄りの保健所に届け出を行なうこととなっています。
この届出を保健所が受理した数の内訳は、下の図のとおりです。 |
年齢階級別患者数
麻しんは子どもだけの病気ではありません。
2010年に都内で報告された麻しん患者の年齢階級別割合をみると、5歳未満の割合が最も多くなっています。 20歳以上が全体の46%となっており、麻しんがいわゆる”子どもの病気”でないことがわかります。 |
ワクチン接種歴別患者数
2010年に都内で報告された麻しん患者のワクチン接種歴は、「なし」の者が23.7%を占めています。
ワクチンを接種していれば、感染・発症のかなりの割合を防ぐことができたと考えられます。 |
年齢階級別・ワクチン接種歴別患者数
ワクチンの2回接種で発症を予防しましょう。
2010年に都内で報告された麻しん患者の年齢階級とワクチン接種歴の関係をみたものです。 ワクチンを接種していても1回だけでは効果が不十分であったり、接種から時間が経つことで効果が落ちてくることがあると言われてます。 |
病型別・年齢階級別患者数
2010年に都内で報告された麻しん患者の病型と年齢の関係をみたものです。
麻しん(臨床診断例)とは、発熱・発疹・カタル症状の全てが認められること、 麻しん(検査診断例)とは、上記に加え麻しんIgM抗体陽性など検査結果から麻しん感染が判明していること、 修飾麻しん(検査診断例)とは、発熱・発疹・カタル症状全ては見られないが、検査結果から麻しん感染が判明していることを示します。 |
学校等における発生状況(2008年-2010年)
保健所等が把握している学校等での複数の患者の発生事例は、下の図のとおりです。 |