麻しんの流行状況(東京都 2012年)
更新日:2013年1月9日
麻しん患者報告数の推移(保健所受理数)
週別対応表はこちら
第52週(12月24日~12月30日)は麻しん患者の報告が2件ありました。
麻しん患者報告数の推移(東京都 2012年) |
麻しん患者報告数の推移(東京都 2008~2012年) |
保健所別患者数
年齢階級別患者数
2012年に都内で報告された麻しん患者を年齢階級別にみると、今のところ、20~24歳、35~39歳の報告が最も多くなっています。 20歳以上が全体の7割以上となっており、麻しんがいわゆる「子どもの病気」でないことがわかります。 |
推定感染地域及び遺伝子型別患者数
*病原体定点からの検体 |
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2012年第31週にD4型が検出されました。この事例について感染源は不明となっています。また。第40週のH1型についても、感染源は不明です。 |
ワクチン接種歴別患者数
2012年に都内で報告された麻しん患者のワクチン接種歴は、「なし」と「不明」が7割強と、ワクチンを接種していれば、感染・発症を防ぐことができたと考えられます。 |
年齢階級別・ワクチン接種歴別患者数
ワクチンの2回接種で発症を予防しましょう。 2012年に都内で報告された麻しん患者の年齢階級とワクチン接種歴の関係をみたものです。 各年代、接種歴がない者、不明な者から発症していることが観察できます。ワクチンを接種していても1回だけでは効果が不十分であったり、接種から時間が経つことで効果が落ちてくることがあると言われてます。 |
病型別・年齢階級別患者数
2012年に都内で報告された麻しん患者の病型と年齢の関係をみたものです。 |
学校等における発生状況(2008年~2012年)
保健所等が把握している学校等での複数の患者の発生事例は、下の図のとおりです。 |